てんかんの治療費の相場や平均入院期間



もし、てんかんになってしまった場合、まず最初に気になるのは治療費(手術費なども含む)や入院期間のことだと思います。「どの位の治療費がかかるのか?」、また、「どの位の入院が必要なのか?」…などなど。このページでは、てんかんで病院に入院した場合にかかる治療費の平均金額(治療費の相場)と平均入院期間(平均入院日数)を見易い表にしてまとめていますので、ひとつの目安としてお役立てください。その他にも、てんかんの治療に役立つ情報などもまとめています。


てんかんで入院した場合にかかる治療費と入院期間
 
てんかんで入院した場合の平均入院日数約49日
 
てんかんで入院した場合の一日あたりの治療費約2万1500円
 
国保(国民健康保険)などに加入していて、
医療費が3割負担の場合の一日あたりの治療費
約6500円
 
てんかんで入院した場合の治療費総額
(平均入院日数 x 一日あたりの治療費) →
約105万3500円
 
国保(国民健康保険)などに加入していて、
治療費が3割負担の場合の治療費総額
約31万8500円
 
高額療養費制度が適用される場合の治療費総額
(データの数値は、一般所得区分、70歳未満の条件で算出) →
約16万5千円

※ 掲載している上記のデータは、厚生労働省が調査し、定期的に発表している「医療給付実態調査」や「患者調査」などのデータを参考に独自に算出しています。データの数値はあくまで平均値ですので、参考程度に留めてください。実際は、患者さんの病気の状態や年齢などでも、数値は大きく変わってきます。また、金額の数値に関しては、先進医療の費用や食事代、差額ベッド代などは含めていませんので、あらかじめ、ご了承ください。



【てんかん(癲癇)とは?】


てんかん(癲癇)は、普段は普通に生活できているのに、突然、脳が発作を起こす病気です。発作を起こすと意識を失い卒倒し、泡をふいて痙攣(けいれん)やひきつけを起こしたりします。てんかんの発作が起きても、必ずしも卒倒し、痙攣やひきつけを起こす訳ではありません。これは、脳が発作を起こしたときに、脳内の脳神経のどの部分で発作が起きたのかによります。軽い症状としては、頭がぼーっとしたり、身体の一部だけが痙攣したりします。


【てんかんの症状】


てんかんの症状といっても、一つではなく、いくつかの症状があります。てんかんの症状でよく見られる主な症状は以下の通りです。


全身の痙攣発作

てんかんの発作でよく見られる症状は、全身の痙攣発作です。子供のてんかん患者や大人のてんかん患者のどちらでも多く見られる症状です。脳が発作を起こすと、突然、意識を失い卒倒し、全身痙攣を起こします。(痙攣が先に起きてから、卒倒する場合もあります。) 痙攣は数十秒から数分で止まることが多く、その後、昏睡状態になります。てんかんの発作で失禁することもあります。発作中の記憶は本人にはありません。


身体の一部の単純部分発作

てんかんの発作で、身体の一部の単純部分発作は、身体の一部分が発作を起こします。例えば、手だけが痙攣したり、足だけが痙攣してり、顔面だけが痙攣するといった症状です。単純部分発作の場合は、意識はあります。


欠神発作

てんかんの発作で、欠神発作の場合は、数秒の間、意識がぼっーとして、動作が止まったりします。この発作は、大人のてんかん患者より、子供のてんかん患者に多く見られるのが特徴です。


複雑部分発作

てんかんの発作で、複雑部分発作の場合は、数分間から数十分の間、意識がぼんやりしたり、意味のない動作を繰り返したりします。この発作は、子供のてんかん患者より、大人のてんかん患者に多く見られるのが特徴です。






【てんかんの原因】


てんかんになってしまう原因はいくつかあります。出産時に脳内に傷を負ってしまったり、交通事故などで、脳に障害を起こしてしまい、てんかんになってしまう場合があります。子供のてんかんで、多い原因としては、幼児期の体質です。生まれてから10歳ぐらいまでは、体質によっては、てんかんが引き起こされ易いのです。てんかんは、遺伝病と思われている方が多いと思いますが、遺伝的要因は少ないと考えられています。確かに遺伝性のてんかんはありますが、遺伝性のてんかんは、てんかん患者全体の数%にすぎません。大人で、てんかんになってしまうケースとしては、頭部にケガをしたり、脳梗塞や脳出血、脳炎、脳腫瘍などで、脳に障害を起こすと、てんかんになってしまう場合があります。


【てんかんの治療効果】


現在のてんかんの治療方法としては、薬を使った服薬治療が主流です。服薬治療では、70%~80%で、てんかんの発作の抑制や改善が見込めています。てんかんの症状が重度の場合は、薬の種類も複数になります。


【てんかんだった歴史上の人物】


てんかんは、誰にでも起こりうる病気です。実際、てんかんだった歴史上の人物(著名人)はたくさんいます。

  • ソクラテス(哲学者)
  • シーザー(軍人)
  • ナポレオン(軍人)
  • ミカエル4世(マケドニア王朝の皇帝)
  • ジャンヌダルク(カトリック教会の聖女)
  • ドストエフスキー(文豪)
  • 南方熊楠(学者)
  • ゴッホ(画家)
  • レーニン(ソビエト連邦の建国者)

【てんかんは治る?】


子供のてんかんは治ることが比較的多いと言われています。てんかんの適切な治療を行い、てんかんの発作を抑制していれば、子供はまだ身体や脳が成長過程のため、脳の成長とともに自然と治る場合があります。子供のてんかんは、約2割が良性のてんかんと言われいます。大人のてんかんの場合でも、自分に合った薬などが見つかれば、何年もてんかんの発作を起こさずに日常生活に影響なく生活できます。










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