痔の種類と効果的な痔の予防方法



について知っておきたい基礎知識や痔の種類痔の効果的な予防方法など、痔の治療に役立つ情報などを以下にまとめました。


【痔について】


痔を患っている人は、日本人の3人に1人の割合と言われています。まさに痔は、国民病と言える病気です。また、痔は、女性に多い病気でもあります。


【痔の種類】


痔の種類は大きく分けると、いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、あな痔(痔ろう)の3種類になります。読み方は、それぞれ、痔核(じかく)、裂肛(れっこう)、痔ろう(じろう)です。これらの痔のタイプ(種類)が、痔の患者全体の7割から8割を占めています。


痔の種類(大きく分けると3種類)
いぼ痔(痔核) いぼ痔(痔核)は、肛門にある粘膜部分がうっ血し、イボ状になったものです。(肛門の粘膜の下にある血管の流れが悪くなってしまい、血液が溜まってしまっている状態。) これは、排便時にいきむことでできてしまったものです。歯状線の内側にできた痔核は、内痔核と呼び、歯状線の外側にできた痔核は、外痔核と呼びます。いぼ痔(痔核)は、男性、女性、ともに多い痔のタイプです。
切れ痔(裂肛) 切れ痔(裂肛)は、排便時に硬い便などで、肛門が傷ついたり、肛門が裂けたりして起こります。便秘などの方に起きやすい痔のタイプと言えます。切れ痔が悪化した場合は、肛門狭窄(こうもんきょうさく)や肛門ポリープなどの病気を引き起こすこともあるので注意が必要です。
あな痔(痔ろう) あな痔(痔ろう)は、肛門の周囲の部分に膿(うみ)が溜まってしまっている状態の痔です。膿(うみ)は、細菌が歯状線のくぼみに入って感染してしまったことで起きます。正確に言うと、膿が溜まっている状態は、肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのよう)と呼び、あな痔の一歩手前の状態です。炎症が進み、肛門にトンネルができてしまった状態があな痔です。あな痔は、男性に多いタイプの痔です。


【痔のタイプ別比率】


男性と女性による、痔のタイプ別の比率は、以下の通りです。


男性の場合
いぼ痔(痔核)・・・約80%
切れ痔(裂肛)・・・約10%
あな痔(痔ろう)・・・約10%

女性の場合
いぼ痔(痔核)・・・約85%
切れ痔(裂肛)・・・約13%
あな痔(痔ろう)・・・約2%

男性と女性、ともに圧倒的に、いぼ痔(痔核)が多いのが特徴です。





【痔の効果的な予防方法】


痔を予防するには、生活習慣や食生活を変えることが効果的です。以下に、痔の効果的な予防方法として、生活習慣や食生活を変えるポイントをまとめてみました。


便秘や下痢を治す

もし、便秘や下痢ばかり起こすようならば、食生活を見直しましょう。便秘や下痢は、痔になってしまう原因の一つです。便秘になると、排便に時間がかかったり、排便時に無理にいきむので、肛門に負担がかかります。下痢の場合、トイレの回数が増えたり、肛門に強い刺激を与えるため、便秘と同じように肛門に負担をかけてしまいます。便秘を解消するのに効果的なのは、食物繊維が豊富な食品を食べることです。食物繊維が多い代表的な食品としては、干しヒジキ、干しシイタケ、切り干し大根、小豆、大豆、おから、ごぼう、…などがあります。


食物繊維が多い食品

  • 干しヒジキは、100g中、約43gの食物繊維が含まれています。
  • 干しシイタケは、100g中、約41gの食物繊維が含まれています。
  • 切り干し大根は、100g中、約21gの食物繊維が含まれています。
  • 小豆(乾燥物)は、100g中、約18gの食物繊維が含まれています。
  • 大豆(乾燥物)は、100g中、約17gの食物繊維が含まれています。
  • おからは、100g中、約10gの食物繊維が含まれています。
  • ごぼうは、100g中、約6gの食物繊維が含まれています。

ただ、食べ物については、東京電力が原発の安全対策を怠り、それが原因で、チェルノブイリ以上の原発事故(福島第一原発事故)を起こしてしまったため、産地には十分気をつけてください。
産地によっては、放射性物質で汚染されている危険な食品があるためです。参考までに、「放射性物質を吸収蓄積しやすい危険な食べ物と、その逆の安全な食べ物」についてまとめている記事を紹介しておきます。


善玉菌を増やしましょう

人間の腸の中には、約100兆個もの細菌が存在しています。その腸内細菌は、身体に良い影響を与える「善玉菌」と、身体に悪い影響を与える「悪玉菌」とに大別できます。腸内の善玉菌を増やすことで、腸の状態を良好に保てます。善玉菌の代表的な菌としては、ビフィズス菌が有名です。ビフィズス菌は、ヨーグルトなどに多く含まれています。しかし、前述していますが、福島第一原発事故の影響などもあるので、乳製品の産地には気をつけてください。乳製品は比較的、放射性物質が蓄積しやすいためです。市販されているビフィズス菌の錠剤などは、製薬会社の工場などで、ビフィズス菌の菌を培養して作っているため、原材料は放射能汚染などの心配がありません。このため、ビオフェルミンなど、市販のビフィズス菌の錠剤からビフィズス菌を摂取するのがおすすめです。


また、ビフィズス菌は、オリゴ糖などが好物のため、オリゴ糖を摂取することで、ビフィズス菌が活発に働いてくれるようになります。オリゴ糖にはいくつか種類があり、フラクトオリゴ糖、ダイズオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、などがあります。ダイズオリゴ糖は、その名の通り、大豆に含まれています。イソマルトオリゴ糖は、ハチミツ、しょう油、味噌、などに含まれています。


トイレは短く済ます

肛門に負担をかけないためには、トイレに長居はせずに、できるだけ短い時間で済ませましょう。トイレに何十分も座っていることは、痔を悪化させるようなものです。新聞や雑誌を持ってトイレに入るなんてことは絶対に止めましょう。


患部はいつも清潔にしておく

痔で出血などした場合は、ウオッシュレットやお風呂場でシャワーなどを使い、患部を綺麗に洗い、清潔にしておきましょう。


長時間、同じ姿勢は避ける

長時間、座りっぱなしだったり、長時間、立ちっぱなしなど、長い時間、同じ姿勢をしていると肛門に負担がかかります。お尻がある下半身部分は、心臓より下にあるため、同じ姿勢が長時間続くと、血行が悪くなります。血行が悪くなることは、痔には良くありません。デスクワークや工場勤務で立ちっぱなしなど、仕事上、どうしても長時間、同じ姿勢になってしまう人は、休憩時間などに少し歩いてみたり、軽い運動をすると良いでしょう。


アルコール類を控える

お酒など、アルコール類は控えましょう。アルコール類を摂取すると、血液の流れが速くなり、痔核などでうっ血している部分の血管に血液が停滞しやすくなり、症状が悪化する場合があります。また、アルコール類は腸を刺激するため、アルコール類を摂取しすぎると、下痢を起こす場合があります。下痢になると、あな痔などに良くありません。


刺激の強い香辛料などは控える

刺激の強い香辛料などは、腸を刺激し、下痢を起こす場合があります。また、刺激の強い香辛料などは消化されずに排便されることもあり、肛門部を傷つけ、出血を起こす場合もあります。


身体が冷えすぎないようにする

身体の冷えは腸の働きに影響を与えます。寒い冬場だけでなく、暑い夏場でも、クーラーの効きすぎた部屋にいるときは、身体が冷えすぎないように注意しましょう。身体が冷え、腸の働きに影響が出ると、便秘や下痢になる場合があります。


血行を促進する

適度な運動をしたり、お風呂にゆっくりとつかったりして、血行を促進しましょう。お風呂は、身体の血行や、おしりの血行をうながし、肛門のうっ血を取り除く効果があります。また、お風呂に入ることで、肛門も清潔になります。


ストレスを溜め込まない

ストレスを溜め込むと、腸の働きに影響を与えます。これは、ストレスが腸の働きに影響を与える自立神経に大きくかかわっているためです。ストレスを溜め込まないためには、お風呂にゆっくりと浸かったり、十分な睡眠を取ったり、気分転換になることを行ったり、旅行に行ったり、好きな趣味に没頭するなどして、身心をリフレッシュするのが良いでしょう。ストレスを大きく溜め込む前に、ストレスは適度に発散することが大事です。


【痔で気をつけたいこと】


痔は、病気の場所が場所(肛門)だけに、病院に行くのが恥ずかしかったり、ためらったりする人が多いです。また、いぼ痔、切れ痔、あな痔は、良性の疾患であるので、命の危険にまでおよぶことはかなり少ないため、市販の薬で治療したり、そのまま治療をせずにほおっておく人が多いのが現状です。しかしながら、あな痔(痔ろう)の場合、何十年と長期間ほおっておくと、患部がガン化してしまうことがありますので、注意が必要です。また、大腸がんや大腸ポリープ、大腸憩室などは、痔と勘違いされやすいので、こちらも注意が必要です。


【痔の名医情報や痔治療情報の関連サイト】


痔治療の名医の情報(病院情報)をまとめている関連サイトや痔の治療に役立つと思われる痔治療関連サイトをいくつか紹介します。


痔治療の名医関係

痔の治療関係










前の記事はありません次の記事はありませんsitemap
サイト内関連記事一覧(関連があると思われる記事を自動抽出しています。)

カテゴリー:「 痔を治すために知っておきたい知識と医療情報 」の最新記事一覧(最新5件を表示)

サイト内検索





当サイトのプライバシーポリシーと免責事項について