胆石症の治療費の相場や平均入院期間



もし、胆石症になってしまった場合、まず最初に気になるのは治療費(手術費なども含む)や入院期間のことだと思います。「どの位の治療費がかかるのか?」、また、「どの位の入院が必要なのか?」…などなど。このページでは、胆石症で病院に入院した場合にかかる治療費の平均金額(治療費の相場)と平均入院期間(平均入院日数)を見易い表にしてまとめていますので、ひとつの目安としてお役立てください。その他にも、胆石症の治療に役立つ情報などもまとめています。


胆石症で入院した場合にかかる治療費と入院期間
 
胆石症で入院した場合の平均入院日数約18日
 
胆石症で入院した場合の一日あたりの治療費約4万3千円
 
国保(国民健康保険)などに加入していて、
医療費が3割負担の場合の一日あたりの治療費
約1万2900円
 
胆石症で入院した場合の治療費総額
(平均入院日数 x 一日あたりの治療費) →
約77万4千円
 
国保(国民健康保険)などに加入していて、
治療費が3割負担の場合の治療費総額
約22万2200円
 
高額療養費制度が適用される場合の治療費総額
(データの数値は、一般所得区分、70歳未満の条件で算出) →
約8万5千円

※ 掲載している上記のデータは、厚生労働省が調査し、定期的に発表している「医療給付実態調査」や「患者調査」などのデータを参考に独自に算出しています。データの数値はあくまで平均値ですので、参考程度に留めてください。実際は、患者さんの病気の状態や年齢などでも、数値は大きく変わってきます。また、金額の数値に関しては、先進医療の費用や食事代、差額ベッド代などは含めていませんので、あらかじめ、ご了承ください。



【胆石症とは?】


胆石症とは、簡単に説明すると、身体の胆嚢(たんのう)や胆管(たんかん)の中に石(結石)ができてしまう病気です。この石は、「胆石(たんせき)」と呼ばれ、肝臓で作られた胆汁(たんじゅう)が固まってできたものです。胆汁の主な成分は、カルシウム、コレステロール、ビリルビン、レシチン、などです。


胆石は、石(結石)ができてしまった場所や結石の種類により、その呼び名が異なります。肝内にできてしまった胆石は、肝内結石と呼び、胆嚢にできてしまった胆石は、胆嚢結石と呼び、胆管にできてしまった胆石は、胆管結石と呼びます。呼び名が異なるように、症状もそれぞれ異なります。胆石患者さんの統計を見ると、胆石の種類では、胆嚢結石の患者さんが最も多いです。男女比率で見ると、胆石症は、女性の方がやや多いです。また、加齢に伴い、発症率も上昇しています。


【胆石症の原因】


胆石症の原因は、胆石症の結石の種類により異なります。胆石でできてしまう結石の種類の中で、もっとも多いのは、「コレステロール結石」です。次に多いのは、「色素胆石」です。


[コレステロール結石]

コレステロール結石の特徴としては、コレステロールが主成分で、胆嚢の中にできます。できる結石は1つだけではない場合もあり、胆嚢の中にたくさん見つかることもあります。


[色素胆石]

色素胆石は、さらに細かく、「ビリルビンカルシウム石」と「黒色石」に分けられ、ビリルビンカルシウム石は、細菌感染など(大腸菌など)が原因で、ビリルビンという成分が、カルシウムと結合し、結石化します。黒色石ができてしまう場合は、胃の切除手術などを行った後や肝硬変の後に結石化します。


実際のところ、胆石症の詳しい原因は分かっていませんが、肝臓の機能のひとつとして、コレステロールの代謝がありますので、胆石症になってしまうのは、高脂肪で高カロリーばかりの偏った食生活(肉やバター、マヨネーズ、油分の多いファーストフードなど)や暴飲暴食などの乱れた食生活が大きく影響していることはまず間違いないと考えらえています。肝臓で作られる胆汁には、食事から摂取した脂肪分を吸収したり、消化したりする働きがあります。高脂肪で高カロリーばかりの偏った食生活ばかり摂っていると、肝臓で作られる胆汁の成分も偏り、結石化してしまうという訳です。


【胆石症の症状】


胆石症の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 右上腹部あたりに痛みを感じる。
  • 心窩部あたりに痛みを感じる。
  • みぞおちあたりに痛みを感じる。
  • 腹部に差し込むような痛みを感じる。
  • 激しい腹痛。
  • 背中に張りや痛みを感じる。
  • 吐き気を催したり、嘔吐する。

胆嚢の働きとして、脂肪分の多い食事を摂取すると収縮します。このため、脂肪分の多い食事の後に発作的な痛みが出る場合が多いです。このような発作的な痛みは、胆石発作とも呼ばれています。


また、胆石症であっても、胆石の結石が小さかったり、胆嚢内に結石が留まっていると、症状がでない場合がほとんどです。これは、「無症状胆石」と呼ばれています。実際に胆嚢の中に石があっても、結石が小さい場合などは痛みが出ず、一生気づかずに過ごす人も少なくはありません。






【胆石症の予防方法】


胆石症の予防方法としては、何と言っても食生活の改善です。昔は、日本人の胆石症の患者は少なかったのですが、食生活の欧米化により、胆石症の患者は増加しています。


胆石症に良くないと言われている食品は、以下の食品です。
  • 肉類
  • 高脂肪の乳製品(バターやマーガリン、生クリーム)
  • インスタント食品
  • 揚げ物
  • ファーストフード
  • アルコール類

逆に、胆石症予防に効果がある言われている食品は、以下の食品です。
  • 魚介類
  • ビタミンCやビタミンEが多く含まれている食べ物
  • 良質のタンパク質食品
  • 食物繊維の多い食べ物

魚介類には、タウリンと言う成分が多く含まれています。タウリンは、コレステロール結石を大きくさせない効果があります。


ビタミンCやビタミンEが多く含まれている食べ物には、結石を予防する効果があります。これは、ビタミンCやビタミンEが胆汁の中の酸の成分を排泄する働きがあるため、結石化を予防できるからです。


良質のタンパク質食品と言えば、納豆や豆腐などの豆類です。良質のタンパク質摂取すれば、ビリルビン酸で作れる結石を大きくさせない効果があります。


野菜など、食物繊維の多い食べ物には、肥満防止、コレステロール防止に大きな効果が期待できます。


不規則な時間帯に食事を摂るのは良くない!

不規則な時間帯に食事を摂るのも良くありません。不規則な食生活で、胆汁の成分も変わってくることは明らかになっています。


適度な運動を行い、ストレスや疲れを溜めないこと!

胆石症の大きな原因は、食生活と考えられていますが、運動不足やストレスや疲れの溜めすぎも、胆石症になってしまう要因のひとつと考えられています。適度な運動は肥満防止やストレス発散にもなりますし、体力もつきます。また、生活習慣病の予防としても、普段から適度な運動を行うのは良いことです。


定期的に健康診断を受けよう!

胆石症であっても、胆石の結石が小さかったり、胆嚢内に結石が留まっていると、気づかない場合が多いため、定期的な健康診断などで、胆石症であることが発見されることが多いです。発見後、放置していて、命に係わるほど悪化してしまうこともありますので、もし、胆石症であることが分かったら、早めに治療を受けた方が良いでしょう。


【胆石症の治療の種類】


胆石症の治療の種類ですが、結石の種類によって異なります。


胆嚢結石の場合は、「胆嚢摘出術」、「胆石溶解療法」、「体外衝撃波結石破砕療法」などの治療方法が一般的です。

  • 胆嚢摘出術
  • 胆石溶解療法
  • 体外衝撃波結石破砕療法

胆管結石の場合は、「内視鏡的治療法」、「外科的治療法」などの治療方法が一般的です。

  • 内視鏡的治療法
  • 外科的治療法

【胆石症治療の名医がいる病院に関する情報サイト】


胆石症の治療に対して、腕のいい名医がいる病院に関する情報をまとめているサイトを紹介します。もし、自分の住んでいるところから通える範囲に名医がいる病院がある場合は、そちらで治療を受けることをおすすめします。


胆石症治療の名医関係

【摘出手術でも傷あとが全く分からない胆石症の手術方法】


胆石症は、胆石の摘出手術を行わずに薬などを使う、胆石溶解療法や体外衝撃波結石破砕療法がありますが、手術で胆石を摘出しなくてはいけない場合でも、最近では、手術の傷あとが全く分からない、手術の傷あとが全く目立たない手術方法があります。これは、「単孔式内視鏡手術」と呼ばれている手術方法で、おへその内側の部分から切開して手術を行うため、手術後の日数経過とものに傷あとが全く分からなくなります。ただ、この手術が行えるかどうかは、胆石症の状態によりますので、もし、胆石の摘出手術を受けなくてならなくなり、傷あとを残したくない場合は、「単孔式内視鏡手術」が可能かどうか、担当の医師に相談してみてください。










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