脳梗塞の治療費の相場や平均入院期間



もし、脳梗塞になってしまった場合、まず最初に気になるのは治療費(手術費なども含む)や入院期間のことだと思います。「どの位の治療費がかかるのか?」、また、「どの位の入院が必要なのか?」…などなど。このページでは、脳梗塞で病院に入院した場合にかかる治療費の平均金額(治療費の相場)と平均入院期間(平均入院日数)を見易い表にしてまとめていますので、ひとつの目安としてお役立てください。その他にも、脳梗塞の治療に役立つ情報などもまとめています。


脳梗塞で入院した場合にかかる治療費と入院期間
 
脳梗塞で入院した場合の平均入院日数約108日
 
脳梗塞で入院した場合の一日あたりの治療費約2万3千円
 
国保(国民健康保険)などに加入していて、
医療費が3割負担の場合の一日あたりの治療費
約6900円
 
脳梗塞で入院した場合の治療費総額
(平均入院日数 x 一日あたりの治療費) →
約248万4千円
 
国保(国民健康保険)などに加入していて、
治療費が3割負担の場合の治療費総額
約74万5千円
 
高額療養費制度が適用される場合の治療費総額
(データの数値は、一般所得区分、70歳未満の条件で算出) →
約29万7千円

※ 掲載している上記のデータは、厚生労働省が調査し、定期的に発表している「医療給付実態調査」や「患者調査」などのデータを参考に独自に算出しています。データの数値はあくまで平均値ですので、参考程度に留めてください。実際は、患者さんの病気の状態や年齢などでも、数値は大きく変わってきます。また、金額の数値に関しては、先進医療の費用や食事代、差額ベッド代などは含めていませんので、あらかじめ、ご了承ください。



【脳梗塞とは?】


脳梗塞という病気を簡単に説明すると、脳内の血管が詰まったり、狭くなったりし、脳内の血液の流れが悪くなることで、脳細胞が壊死してしまう病気です。脳細胞が壊死してしまうのは、細胞に酸素や栄養素が上手く運べなくなるためです。脳梗塞の特徴としては、高血圧の人に多く見られ、また、統計上、男性に多い傾向があります。脳梗塞を発症した人を男女比率で見てみると、男性が約6割、女性が約4割です。


脳梗塞を発症した人の男女比率(%)
男性 約60%女性 約40%

【脳梗塞の主な原因と危険因子】


脳梗塞の原因のほとんどは、生活習慣と言われています。普段から高脂肪や高カロリー、高塩分の食べ物を食べたり、お酒を飲み過ぎたり、タバコを吸い過ぎたりしていることで、脳梗塞のリスクが高まります。また、運動不足も脳梗塞になってしまう要因のひとつと言われています。


脳梗塞の危険因子

脳梗塞の危険因子としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 年齢が60歳以上の人
  • 家族や親類に脳卒中(脳梗塞)の人がいる、またはいた人
  • 肥満の人
  • 高血圧の人
  • 糖尿病の人
  • 高脂血症の人
  • 動脈硬化の人
  • タバコを吸う人
  • お酒をよく飲む人
  • ストレスをかかえている人

【脳梗塞の種類】


脳梗塞は、大きく分けると3種類に分けられます。それは以下の3タイプです。

  • ラクナ梗塞 [※1]
  • アテローム血栓性脳梗塞 [※2]
  • 心原性塞栓症 [※3]

脳梗塞患者のタイプ別の割合としては、上から順に多く、ラクナ梗塞の患者は、約40%です。アテローム血栓性脳梗塞の患者は、約35%です。心原性塞栓症の患者は、約20%です。(その他のタイプの患者は、約5%です。)


ラクナ梗塞 [※1]

「ラクナ梗塞」は、脳内の血管が詰まったり、狭くなるタイプの脳梗塞です。脳梗塞の種類の中では、ラクナ梗塞が最も多いです。


アテローム血栓性脳梗塞 [※2]

「アテローム血栓性脳梗塞」は、高血圧や高脂血症、糖尿病などによる動脈硬化などで、脳内の血管が詰まってしまったり、狭くなってしまうタイプの脳梗塞です。


心原性塞栓症 [※3]

「心原性塞栓症」は、脳内の血管が心臓で作られた血栓で詰まってしまうタイプの脳梗塞です。心原性塞栓症の脳梗塞の場合、重症化してしまう傾向があります。


【脳梗塞になってしまった有名人】


脳梗塞になってしまった有名人は意外と多いです。

  • 田中角栄(元首相)
  • 小渕恵三(元首相)
  • 鳩山一郎(元首相)
  • 坂上二郎(漫才芸人/コント55号)
  • 西城秀樹(歌手/タレント)
  • 長嶋茂雄(元プロ野球)
  • 大鵬(元相撲選手/横綱)
  • 円楽(落語家)
  • 「大助花子」の大助さん(漫才芸人)
  • 桜井和寿(歌手)
  • 渡辺はま子(歌手)
  • 大島渚(映画監督)
  • 真屋順子(女優)
  • 中内功(スーパー「ダイエー」の創業者)

元プロ野球選手の長嶋茂雄さんは、心原性塞栓症の脳梗塞、漫才芸人の「大助花子」の大助さんは、ラクナ梗塞の脳梗塞、漫才芸人の坂上二郎さんは、アテローム血栓性脳梗塞の脳梗塞でした。


【脳梗塞の前兆】


脳梗塞には、脳梗塞が悪化する前に、前兆が見られる場合が多いです。脳梗塞の前兆は、「一過性脳虚血発作(TIA)」とも呼ばれ、その前兆の一例としては次のようなものがあります。

  • 運動障害 [※4]
  • 感覚障害 [※5]
  • 視覚障害 [※6]
  • 言語障害 [※7]
  • バランス感覚障害 [※8]

もし、脳梗塞の前兆が少しでも見られた場合は、すぐに病院に行きましょう。脳の細胞が大量に壊死して重大な後遺症が残ってしまっては大変なことです。できるだけ脳に障害を残さないためにも、急いで治療を行わないといといけません。


運動障害 [※4]

身体の半身がうまく使えない、動かせない、力がでない、…など。


感覚障害 [※5]

身体の半身の感覚が無くなったり、しびれたり、じんじんする、…など。


視覚障害 [※6]

片方の目が一時的に見えなくなる、見ているものが二重に見えたりする、…など。


言語障害 [※7]

舌がもつれて上手く喋れなくなる、言葉が出なくなる、相手の言っていることが理解できなくなる(脳が言語処理できていないため)、…など。


バランス感覚障害 [※8]

めまいがしたり、バランスがとれずにふらついたりする、…など。






【「脳梗塞」と「脳卒中」の違い】


「脳梗塞」と「脳卒中」の違いですが、脳の血管に何かしらの異常が起き、障害が起きた病気のことを大きな括りとして、脳卒中と言っています。いわゆる総称です。そして、脳卒中の中に、「脳梗塞」が含まれます。脳卒中を細かく分けると、「脳梗塞」、「脳出血」、「クモ膜下出血」などです。脳卒中を分かり易く、風邪で例えてみると、脳卒中は、風邪で、脳梗塞は、インフルエンザという感じです。


【脳梗塞治療の名医がいる病院に関する情報サイト】


脳梗塞の治療に対して、腕のいい名医がいる病院に関する情報をまとめているサイトを紹介します。もし、自分の住んでいるところから通える範囲に名医がいる病院がある場合は、そちらで治療を受けることをおすすめします。


脳梗塞治療(脳卒中の治療は、脳梗塞の治療に関係しています)の名医関係

【脳梗塞の予防・再発予防】


効果のある脳梗塞の予防や再発予防の方法としては、生活習慣の改善です。動脈硬化を防ぐために、野菜中心の食生活にし、高カロリー、高脂肪、高塩分の食事は控えましょう。高カロリー、高脂肪の食事を控えた方が良いのは、動脈硬化を防ぐためで、塩分を控えた方が良いのは、血圧を上げないためです。また、タバコやお酒も控えましょう。納豆に含まれているナットウキナーゼは、血栓を溶かす成分が含まれているため、血液をサラサラにする効果がありますので、おすすめの予防食品と言えます。肥満で動脈硬化になってしまうのを防ぐために、運動も適度に行いましょう。運動は毎日ではなくても、かまいませんが続けることが大事です。


【脳梗塞で障害が残ってしまったら…】


脳梗塞の治療が遅れ、障害が残ってしまっても、リハビリを続けることで、ある程度まで回復できる場合があります。また、リハビリを行う際、やる気を持ち、意識してリハビリを行うことで、リハビリ効果が高まることが調査究結果から分かっています。


参考サイト










 | sitemap

サイト内関連記事一覧(関連があると思われる記事を自動抽出しています。)

カテゴリー:「 治療費や入院期間 」の最新記事一覧(最新5件を表示)

サイト内検索





当サイトのプライバシーポリシーと免責事項について